カーボローディングでフルマラソンを走りきろう2
2014/09/28
前回、カーボローディングについてご説明しましたが、
いくつか注意点があります。
目次
生もの、揚げ物は避ける(消化が悪い)
まー当たり前ですね。
当日の食事はレーススタート3時間前まで(消化のタイミングを見計らう)
こちらもよく言われておりますね。さすがにレーススタート1時間前に
食事をする方はいないでしょう。
※パンなど調整の為に食べる方はおりますが。
運動時間が1時間を超える場合にカーボローディングは効果を発揮する
なるほど。たしかにそうかもしれません。
なので10キロマラソンやハーフマラソンではそこまでしなくても・・といった感じですね。
では実際にフルマラソンで消費するエネルギーってどれくらいでしょうか。
だいたい、自分の体重×42.195がフルマラソンで消費するエネルギーみたいですね。
私の場合、
69(キログラム) × 42.195(キロメートル) = 約2900(キロカロリー)
となります。
カーボローディングで蓄積されるグリコーゲンは運動をする上では欠かすことのできないエネルギー源となり、
筋肉や肝臓に蓄えられています。その量はエネルギーにして約1600キロカロリーとなります。
おや?2900キロカロリーを消費してフルマラソンを走る私と、
蓄積されているグリコーゲンが1600キロカロリー。
1300キロカロリーが足りません。
これがよくある30キロの壁の正体になります。
なるほど。
で、カーボローディングを行うことによって、
この筋肉中のグリコーゲン量は標準の2~3倍に、
肝臓のグリコーゲンは約2倍に増加するとされています。
なるほどーー。
大事な方法ってわけですね。